リチウムイオン電池は、様々な携帯端末で利用されています。
日産リーフの電気自動車のバッテリーとしても活躍しています。
それから、ハイブリットカーにも搭載されています。
世界のトヨタ、プリウスとか。
身近なものに使用されているリチウムイオン電池ですが、寿命があります。
新品から1年から2年使用すると、バッテリーの容量が減るのが早くなったりします。
ですので、リチウムイオン電池を長持ちさせるための方法を調べて、まとめてみます。
今回は、リチウムイオン電池の劣化の原因を調べました。
リチウムイオン電池の劣化する主な理由
リチウムイオン電池は、持ち主の使い方で劣化のスピードが違うようです。
そこで、劣化する理由をまとめてみました。
・使用回数、頻度。
リチウムイオン電池の寿命をいくつかの観点から考えてみましょう。メーカーが発表しているリチウムイオン電池(単セル)の寿命は、300サイクルでおおむね70~80%、500サイクルでおおむね50~70%となっています。
情報源: リチウムイオンバッテリーなら株式会社ベイサン | 13. リチウムイオン電池を上手に使う方法
コチラのサイトを参考にさせていただくと、
リチウムイオン電池は使用できる回数が決まっていると、メーカーが発表しているようです。
つまり、リチウムイオン電池は永久的に使用することは出来ないということです。
リチウムイオン電池の使用頻度が多ければ多いほど劣化するスピードが早くなっていきます。
スマートフォンで考えれば、毎日1回充電している人と3回充電する場合では、
後者のほうが劣化のスピードが早くなります。
まぁ、あたりまえですね。
私も、休日の暇なときはスマートフォンでネットサーフィンやゲームをやっていると、
1日に3回~5回ぐらい充電するときがあります。
(ゲームが電池の消耗を早めるんですよ、特に3Dゲームはヤバイですね(笑))
そりゃ電池の劣化が早いわけですねぇ~。<(´ロ`’)o
・過充電
過充電も、リチウムイオン電池を劣化させる原因のひとつです。
スマホは充電が完了すると「充電器を外してください」というメッセージが表示されます。 というのも、満充電後は放電と充電を繰り返しながらバッテリー100%をキープします。 私たちが寝る前に一回充電していたつもりでも、実は充電回数は1回ではないのです。こうして細かい継ぎ足し充電をしていくことでバッテリーの劣化が進みます。
情報源: バッテリー寿命を延ばすために、注意すべき3点【日常編】&電池劣化の原因はコレ!|エンジョイ!マガジン
こちらの記事を参考にさせて頂きました。
バッテリーが100%の状態で充電し続けると、充電回数が1回だけではなくなり、
何度も充電を繰り返しているのです。
つまり、充電中でもバッテリーは消費されるので、
例えるなら。
・100%から99.9%の状態を何度も繰り返していることになります。
(実際、バッテリーの残量表示は減らなくても)
これが劣化する原因になるんですね。
私も過充電をたまにやってしまうことがあるのですが、
こんな風に何度も充電が繰り返されているとは知りませんでした。
これを知ったので、過充電はやらないように注意したいと思います。
・高温
高温環境での利用・保管による劣化 リチウムイオン電池は周囲温度25℃を基準にしている。持ち運びを前提としている電気機器に搭載されたリチウムイオン電池は、熱せられた自動車内、入浴中の利用、直射日光にさらされる場所への放置など、過酷な温度環境に晒されることも珍しくなく、温度上昇による寿命の劣化が懸念される。 リチウムイオン電池の最高許容周囲温度は「45℃」と規定されている。日本国内の一般的な環境であれば45℃以上の周囲温度になることは考えられないが、直射日光の当たる自動車内への放置、入浴中の利用を想定すると、45℃を超過した危険温度になり得る。
情報源: リチウムイオン電池の特徴と仕組み | 発火防止の保護回路・充電回数による寿命変化・メモリー効果
リチウムイオン電池の最高許容周囲温度は「45℃」。
コチラのサイトを参考にさせて頂くと、高温環境での使用によっても劣化の速度を早めるようです。
夏場の車の中にスマートフォンを放置したり、お風呂でしようすると温度高くなり、
劣化の速度を早めることになります。
簡単に言うと、極力暑い場所に放置するな、使用するな、ってことですね。
・充電しながら使用する。
これは先ほど調べた「過充電」や「高温での使用」に関係しています。
充電しながら使用すると、充電回数が極端に増えてしまうことになります。
それから、充電しながら使用すると、
バッテリー自体が発熱して高温での使用になってしまうからです。
実際、私も充電しながらスマートフォンを使用することがありますが、
本体が結構熱を持っていることを実感しました。
確かに、リチウムイオン電池に負担を掛ける行為ですね。
気をつけます(´-`)
今回は原因だけを記事にしましたけれども、
意外とリチウムイオン電池を劣化させてしまう原因が多いことに驚きました。
次回は、長持ちさせる方法をまとめたいと思います。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。